初恋の君に会いたくて~カタクリの山栃木県「三毳山」へ

桜と花の山
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近所の桜は少しずつ花を開き満開となる時を今か今かと待ちわびる頃となりました。

桜たちが咲きそろうのを待ちながら、先日の日曜日にまたまた、春一番のお花に会いにちょこっと小さなお山にハイキング!早春花レポートです。

早春の花「カタクリ」

カタクリの花はまだ寒い早春に目覚めて、周りのお花が咲き開く頃にはいなくなってしまう、陽炎のような儚さからは「春の妖精」とも呼ばれ、恥ずかしそうに下を向く姿から、花言葉は「初恋」。えへっ、なんだかちょっぴりジンワリと、淡く切ない温かさがよみがえってきますね。

今回は、この春の妖精たちを目当てに、いつものヘッポコ相棒がヘナチョコなデジカメと格闘して一所懸命撮影に励みました。ということで、ヘッポコ相棒も気楽にLet’s go!

お出かけしたこの場所は、栃木県「三毳山(みかもやま)公園」です。

三毳山(みかもやま)公園は栃木県佐野市と岩舟町にまたかがって広がる自然公園で花の百名山にも指定されています。でも山と言っても標高229mのチビ山、なので山登りというよりはお散歩ハイキングです。登山装備は不要、スニーカーさえ履けば気楽に歩ける公園です。

みかも山公園サイト⇒https://www.park-tochigi.com/mikamo/

とはいえ、山のぼらーの私たちは、あえて山道を歩くことに。公園の南口駐車場(道の駅みかも前)に車を置いて、公園の真ん中を突き抜けました。途中「中岳」「青竜ケ岳」というチビ山を越えて、園内に2か所に広がるカタクリの群生地を巡り、車道を通って東口から園内に戻り、南口へ戻る。ぐるっと約5時間ほどの早春ハイキングでございます。

さて、初恋のあの子に会うために、今回もハリキッテまいりましょう。

ちょこっと山道を歩くと、「三毳神社」発見。

そして、ナニコレ?という急な階段を上ると絶景が待っていました。

うっすらと空に浮かぶ富士山。

花冷えの寒風吹きすさぶ日、青空には雲なし!

神社の祠の裏から続く山道には人もまばら。

登り坂はほぼなし、大方こんな快適な山道です。

少し歩くと「パラグライダー場」がありました。この日は風がとても強くて飛んでいる人はいませんでしたが、とっても見晴らしの良い場所。

ハイ飛んで~!と相棒が申すもので、跳んでみました(^^;

中継地点「中岳」山頂、標高約200m。

山道と言っても公園の中なので、あちこちに表示があり、しかも道はとっても歩きやすく整備されています。

そして、あーだこーだ、どーでも良い日常のおしゃべりをしながらブラブラ歩いていましたら、なっなんと!イキナリ眼前に見たことのない景色、非日常の世界に突入です。

木々の下に敷き詰められた紫色のじゅうたん!!

カタクリの群生(カタクリの園)です。

なんと、群生って、こんなにいっぱいカタクリ、カタクリ、カタクリ、数え切れません。

春に恋する妖精たちのたまり場を、うっかり見つけてしまったような、見つけてしまって良かったのかどうなのか、心配になるほど。。

きっと初めて遭遇した人は、どんなにドキドキしたことでしょう。おとぎの森に迷い込んだようなトキメキを覚えたに違いありませんね。

大勢の人がカメラを構えていましたので、やっぱり恥ずかしぃ~下を向くカタクリたち。

久しぶりの春はいかがですか?

するとあら、妖精の中にポポを発見。ちょっと早起きのタンポポ一輪、ちゃんと見つけましたよ(*^^)v

ホントに、山道とはいえ登山ではありません。こんな道は大好きです♪

そして、到着してしまいました。三毳山(みかもやま)山頂「青竜ケ岳」229m。山のぼらー史上最も低い登頂。でも大満足です。

実はこの日曜日は寒くて風も凄くて、なんと花粉症が悪化してしまいました😢それでも止められない山歩きでございます(^^;

頂上からの眺望も爽やかです。

山頂から次の景勝地点「カタクリの里」へと続く狭い山道は大渋滞、でも、まもなく、妖精の里へと再び突入です。。。

木々の間から午後の光が差し込んで、芽吹いたばかりの若い青葉を照らし、妖精たちがダンスをしているようでした。

声をかけて下さった地元の山男さんによると、こっそりと盗んで帰る人がいるそうで、でも繊細なカタクリはよそでは根付かないのだそうです。ひっそりとした山の中だからこそ、ここだからこその居場所なのです。

ヘッポコ相棒撮影隊長はもう必死に妖精を追いかけまくり、妖精たちにはちょこっと嫌がられているのではないかと心配になるほど・・・あげくに手のひらサイズのデジカメの性能限界について語り始める始末で、そのうちカメラのリニューアルが必要となりそうで怖い(-_-;)

私を撮ってくれているのか?妖精を追いかけているのか?

それはもちろん初恋の君でしょう。

聞くところによると、紫の妖精に交じって白い妖精が一輪だけ咲く場所があるのだそうです。白いカタクリは珍しいことから、見つけると幸せになれると言われているのだそうです。

居た!いたいた~幸せの白い妖精。残念ながら背を向けていましたが、後姿だけでもお会いできて幸栄です。幸せに、なれるかな(*^^*)

あれ?カタクリの群生の中に白い蝶々さんたち?

良く見るとモンシロチョウのような小さな白いお花たちでした。

「アズマイチ」という早春のお花です。花言葉は「静かな瞳」。紫色の妖精たちとのコラボは何とも愛らしくて、早春の山の嬉しさが込み上げてきます。

そんなこんなで、カタクリの里で小一時間を過ごしてしまい、とっても名残惜しいのですが、戻らねバ!気持ちを残してカタクリの里を抜けると、なんと「水芭蕉」が咲いていました。花言葉「美しい思い出」。

本当に、思い出に残る貴重な一日をありがとうございます。

帰り道は、公園から外に出て、田んぼ道を歩きます。田舎育ちのハズの私ですが都会暮らしが長くなり、こんな里山の田園風景がとても懐かしくて心癒されます。

歩いてきた三毳山(みかもやま)。山のピークが三つあるので三毳山と書くそうです。山肌が春色に色づき始めていました。もうすぐ桜色の季節ですね。

みかも山公園東口に到着し、ここから園内を歩いて南口に戻ろうとしたその時、満開の「寒桜」が出迎えてくれました。

ソメイヨシノはまだもう少し後のようですが寒桜は満開。愛らしいピンクの花に春爛漫の季節の到来を教えてもらいました。

そうそう、園内はフラワートレインが走っているようで、歩きたくない人はこれで園内を移動できるかな。

そして、早咲きのツツジも咲き始めて、花の盛りはもうすぐ。

こちらも寒桜。この山でもソメイヨシノへのバトンタッチが始まる頃、今年初めてのお花見気分を満喫いたしました。

いよいよ春、何をするのも気持ちよくて楽しい季節のはじまりです。ちょこっと体を動かしてみたくなったら、素敵なお花畑を訪ねてみたいですね。

ここ「みかも山公園」は、登山はちょっと苦手の方でも、都心からほど近くで自然に親しめて、広~い公園をハイキングして四季折々のお花にも会える場所。これからの桜の季節も新緑の季節も、きっとどんなにか素敵だろうなと思います。

そういえば、カタクリの花は種が根付いてから7年間もの間地中で暮らし8年目にやっと花開くのだそうです。それからは毎年継続してお花を咲かせて、その寿命は約4-50年なんだとか。

初恋が実り、その恋を育んで生きる妖精たち。

妖精には妖精の住処があったのだと、とっても感動してしまいました。もしかして人が居なくなった真夜中や早朝には木々の間を飛びまわっているのではないか?そんな妄想がよぎりつつ山を後にいたしました。

帰り道は、栃木といえば「とちおとめ」を買い込み、さらに佐野市といえば「佐野ラーメン」を食し、充実した定休日でした。

さて、都心は春爛漫、次は桜の花びらに埋もれたい🌸

今年の春も、どうか素敵な春になりますように。。