新緑の奥多摩「生藤山~陣馬山」、お花見登山🌸

桜と花の山


一週間ほど前、先週の日曜日に歩いた、春のお花見登山レポートです。

高い山がまだまだ雪山となっている春は、里山が楽しい!しかも街よりも遅れて咲く山桜が満開。都心から十分日帰りできる、ここは奥多摩!「生藤山~陣馬山」の山歩きです。


生藤山(しょうとうさん)は、東京都桧原村と神奈川県相模原市との境界にある標高990.3mの山です。ここの登山道は、4月中旬には山桜が大変に美しいのだそうで、それはぜひ行ってみたい!

でもちょこっと物足りないかもしれないので、陣馬山も巡って、ぐるりと周回コースにしてみました!ルンっ(^^♪

しかし信じられないことに・・・相変わらず読みが甘いのか、ヘッポコなのを棚にあげ体力を過信しているのか(^^; 物足りないどころか、もうイイって!と叫びたくなるほど・・足パンパンの山歩きとなってしまいまして、結局休憩込みで7時間も奥多摩山中に浸ることになってしまいました(~_~;)

なんやかんや言って、歩いたコースはこれです↓「鎌沢」というところには町営駐車場があり、ここにマイカーを止めて時計回りに一周です。

まずは軽快に、里山からのスタートです。
ここに住めばストレス減るかな?頭痛も目のピクピクも治るかな?いや~コンビニないのに無理でしょぉ~!?そんな会話をしながら、今回も元気に Let’s go (^^♪ 

歩き始めて最初の桜!ワォっ♪🌸

しだれ桜🌸美しい。。

民家の間を抜けて、ここから登山口。佐野川峠を通り三国山~生藤山を目指します。桜並木の登山道を歩きます🌸

桜のトンネル(*^-^*)
山桜は背が高いのです。
お空は桜色。

佐野川峠付近にも🌸
登坂の登山道であることを忘れてしまいそう。

少しずつ種類が違うようですが、ここは八重桜?

新緑の森は何て気持ちが良いのでしょう!?
フ~っ深呼吸。

そして、桜プロムナード!
ここは現在、山桜の再生事業が行われているようです。

山桜は、お花と葉っぱが同時に咲きます。もっこり咲くソメイヨシノも素敵ですが、可憐な山桜は何とも愛しいです。葉っぱが緑の山桜と赤色の山桜がありますが、ここは緑。

桜、ときどき新緑!

新緑、ときどき桜。

ベンチやテーブルもあって、ここは素敵なお花見スポットです。青空に山桜、贅沢な休日です。葉っぱが赤色の山桜。

生藤山頂までの1時間は、桜三昧の登山道でした。頂上は展望はあまりなく、あっという間に通り過ぎてしまう狭い山頂でしたが、お花見登山の皆さまは山頂でUターンされる方が多くいらっしゃいました。山頂手前の桜の下で山ごはん、そんな素敵な休日もいいかな、そう思うのですが、ストイックな私たちは(^^;予定通り、縦走スタートです。

でもそれが・・・えっ!?
いきなり崖場のアップダウンが始まってしまいました!どおりで行く人が少ないハズでした(´;ω;`)

下ったら登る、登ったら下る・・・(≧◇≦)
中学生の登山グループが先生と思しき人と一緒に通り過ぎて行かれました。「こんにちわぁ~」ごあいさつする間に風のごとく、若いって凄い!早い!

たまには新緑の道。

アップダウンがないと肌寒い、体じゅうに染み込むようなマイナスイオンを浴びる道。

縦走道はヤマツツジがとても美しく咲き誇っていました。

春の山はお花畑のようです。

それにしても長い。地図を見つめたら、生藤山から陣馬山までは3時間近く歩かねばならなかったのです(>_<)うっかりしてました。。

すると相棒が、突然に、ヤバい!お腹が痛くなってきたとか言い出しはじめ、思えばこの道、登山口~和田峠までのおよそ4時間トイレがありませんでした!どうする!?

山ではホントは簡易トイレを持参しているので、男性なら「キジ撃ち」女性なら「お花摘み」とか言っちゃって、茂みでこっそり!なのですが・・・都会暮らしにまみれた夫は、いや、走る!和田峠まであと1時間、走る?噓でしょ!???

ということで、この間・・・撮影中断(-_-;)

そして、和田峠で何とか我に返ったあと、サクッと陣馬山登頂です!

着いた!!イエイっ!(^^)!

思えば昨年の春は、陣馬山~高尾山までのお花見登山を楽しんだのでした!ちょうど同じ時期、陣馬山頂には今年も色とりどりの鯉が気持ちよさそうに泳いでいます。


※昨年のお花見登山レポ
 ↓


そして陣馬山頂のトレードマーク、白馬像は今年もまっすぐ青空を見上げています。
久しぶり、お元気でしたか?

今年は思い切って2ショット!いえ、3ショット(^^;

そうそう、いつも代り映えのない山女ファッションですが、今春のポイントは、この帽子です(⌒∇⌒)

そして山頂は花盛り🌸

もろともに あはれと思へ 山桜
花よりほかに 知る人もなし

なんてね(^^♪

葉っぱが紅色の山桜。
なんと、美しい・・・。
桜モチーフの帯や着物は多くあるけど、紅色葉っぱの山桜、そんな作品もきっと素敵だなぁ~と妄想中っ。

山頂の茶屋で山菜そばを食べて、周りを見渡すと人影まばら。帰り支度をはじめなくてワ。
でもその前に、陣馬山頂は「かながわの景勝50選」にも選ばれるビューポイントで、本当なら富士山も見えるはずですが、もう午後3時近いということで、残念です。春は霞がかることが多いので、富士山に会うのは午前中の早い時間がおすすめです。

とはいえ、絶景!

山肌が桜色に色づいている景色は、この季節の醍醐味です。

さて、ここからは「一ノ尾尾根コース」で下山します。早く帰らないと山道暗くなると怖いからね!しかし、いつものことですが、何故か時間が押してしまいます(^^;

さすが陣馬山、帰り道はとても整備されていて歩きやすいです。すでに足はパンパンですが、スキップしながら新緑のトンネル歩き。

そして、やっと里に下山してまいりました。

民家の煙突からは、食事の支度?お風呂の支度?煙があがっていました。納屋には薪がたくさんありました。つまりそれは、薪でご飯を炊いたりお風呂を炊いたり、とても出来そうにはないけれど・・・やっぱりそういう暮らし、憧れます。

朝9時頃に駐車場をスタートして、帰ってこられたのは夕方4時頃でした。この間ずっと歩いていたのかと思うと、いつもながら自分を褒めてあげたくなります。

でも、このところ頭痛やら顔面神経痛やらに悩まされていましたが、山に入ると不思議なぐらい、不調を感じることがなくなります。

これから山はグリーンシーズンに突入です。ゴールデンウィーク、ストレス解消に、新緑のハイキングも良いかもしれません。

花かおる季節でございます。素敵な春をお過ごしくださいますように。