GW後半は少しお休みを頂戴いたしまして、素敵な体験をしてまいりました。
“素敵な体験”そうなんです、本当の目的地は相変わらず「山」ということで、この山は、会津「磐梯山(ばんだいさん)」。目標到達地点はあの三角の先端!ですが、その試練はちょこっと後のこと。。。
せっかくの連休ですので、そんな試練に立ち向かう前に、目にも心にも新鮮なトキメキをくれて、ヘタレた気持ちもなかったことにしてくれる、とっても素晴らしいところへ立ち寄りいたしました(^^♪
まずは、郡山で新幹線を降りてJRで猪苗代駅まで、そこからバスで裏磐梯高原駅へ。
実はそこには・・・ミシュラン・グリーンガイド1つ星にも認定されたという、絶景の景勝地があるのです。五色に輝く湖沼が点在する場所「五色沼」。
ここに行きたいからGW登山を「磐梯山」にしたのです!と言って良いほどなんです(^^;)。
火山である磐梯山の噴火は1888年のことだそうです。その噴火によってできた湖沼には色んな火山性物質が流れ込み、その水面は普通では見られないような神秘的な色に染まります。
ということで、さて、徒歩1時間半の非日常体験でございます(^^♪
まずは、青沼。
湖沼の色は、火山性物質による色のみならず、季節やお天気によっても色んな色を作り出すのだそうで、快晴の青空と新緑の色が神秘の水面に溶け込んで、この日だけの新しい色が目に飛び込んできました。
いきなりですが、ダイブしたい!水中から見てみたい!とんでもない思いがムクムク。。
次に、るり沼。
瑠璃色の地球という歌がありましたが、自然に包まれた水面の色は、私たちの知っている地球よりも、もっとずっとこの星らしいのかもしれません。
あっ、向こうに見えるのは磐梯山だ(^^;)
そして、弁天沼。
もしここに白いハンカチを落としたら、あっという間にこの色に染まるのでしょうか。そしてそのハンカチは、不思議な魔法のハンカチになったりして(^^;)
エメラルドブルーの水面に5月になったばかりの元気な日差しが差し込んで、キラキラと輝いていました。少し前の雨が落とした雫たちが湖沼の水に仲間入りする瞬間のようです。
小鳥のさえずりが聞こえました。この水面で羽根を休め、時々水を飲むのかと思うと、とても羨ましくなりました。たまには小鳥にもなってみたいのですが、できればここで。
さらに、赤沼。
個性的な色でした。だけど草木や空の色をどの沼よりもちゃんと映してくれているようで、心優しき色。
1時間半の散策路はとても歩きやすい木陰の道です。時々スキップだってできてしまいます(*^^)v
一番大きな、毘沙門沼。
青空と水面って同じなんだなぁ~もしお空が泣いたら水面も一緒に泣いてくれるのでしょうか・・・そんなことを想像すると、違う季節、違うお天気の時にももう一度訪ねてみたい、そんな気持ちになりました。
あっ・・・ボート。。。乗りたい。もっとこの神秘の水面に近づきたい、触ってみたい!
すみません、私、ボート乗りたいです~~!!
ということで、ちゃっかり乗船!
ボートは漕ぎ手の後ろに向かって進むのですよ。へなちょこ船頭のヘッポコ運転のせいで、青い水しぶきを浴びて、あやうく全身が青色に染まってしまいそうでしたが(^^;)
触ってみました。ひんやり冷たくて、やわらかい水でした。手にすくうとまた違う色になりました。それは私の色?もしこの水が神秘の水ならば、やっぱり一度全身を浸してみたいものでございます。
自然界の作る美しさは、私たちが思い描くよりもずっとずっと奥深いもので、いつだって予想をはるかに超えて驚きと感動を与えてくれるものでございます。
時折こんな素敵な体験をさせて頂くと、どこまでも広い青空、季節の彩り、薫る風、草木の匂い、すべての生きとし生けるものに深く感謝せずにはいられません。
※裏磐梯「五色沼湖沼群」ご興味ありましたら⇒観光協会サイトはこちら(*^^)v
裏磐梯高原の季節は春。山桜が可憐な笑顔でご挨拶下さり、自然の美しい色彩に身も心も癒される素敵な休日を頂戴いたしました。
あっ、しかし。。。本来の目的地はあそこのテッペンなのでした(-_-;)
もしお時間がありましたらまた引き続き、ホントに💦私はどーして山に登るのだろう・・・、そんな試練と絶景に、どうぞお付き合い下さいましたら嬉しいです。
☆GW会津レポ②~磐梯山 | 旅の途中 (howamowa.com)