明けない夜はない~秋の木曽駒ケ岳(二日目)

あの頂きへ

 10月体育の日の朝は、木曽駒ケ岳山頂直下のテント場にて夜明けを迎えました!

 そんなことですみません(^^;本日も引き続き、山レポ2日目レポートでございます。本日は3000mの高地から望む神秘的な夜明けのショー、ちょこっとだけお付き合い下さいましたら嬉しいです(^-^)

※一日目「標高2900mに新居をつくる~木曽駒ケ岳」レポートは標高2900mに新居をつくる!~秋の木曽駒ケ岳(一日目) | 旅の途中 (howamowa.com)

 初めてのテント泊は、何しろ強風がお家を揺らすので、時々目が覚めながらも熟睡。スマホのアラームを4時半に設定していたのは、ホントは山頂からご来光を・・と計画していたせいですが、な、なんと、またヘッポコ相棒、めちゃくちゃ寒いよ、無理だよと起きる気配なく、結局眠気も手伝って、日の出ギリギリまでヌクヌクと眠りにつくことに(^^;

 しかし、周りから話し声が聞こえてきて、いよいよ皆んなが楽しみにしていた絶景ショーが始まる模様。

 朝5時半すぎ。
 テントのお家の玄関ジッパーを開くと、東の空が見たこともない美しい色に染まり始めていました。

 もうすぐ、陽が昇る。

 よそのお家にも明かりが灯りはじめ
 雲海の中にそびえる南アルプス甲斐駒ケ岳、山の頭上が赤く染まり始めました。

 すごい、すごいです!!いよいよ、甲斐駒ケ岳と仙丈ヶ岳の間から朝日が昇る。

 寒さに震えるテント場ですが、皆んなお外に出て、そして不思議なぐらい無言で眺めるご来光。

 お空の色が変わってきました。
 今日の朝が来るのです。

 とっても不思議なことに、というか分かってはいることですが、昨夜は全く逆、真後ろの方角の雲の海に沈んだ太陽でした。なのに、今朝はこっちから昇るんだ・・・。テントのお家でスヤスヤ眠りについている間に、地球はきっちり180度回転したのです(°ω° )

 この地面は、実は丸くて、しかも回ってるなんて、教わってはいたことですが、改めて深い実感で満たされます。

 そして、この太陽は、昨日と同じ太陽。絶対に私たちを見捨てることなく、夜を明けてくれる太陽です。
 おはようお日様!今日も一日どうぞよろしくお願いします(^O^)/

 木曽駒ケ岳から見える雲海の先には、八ヶ岳連峰に南アルプスの山々が見渡せます。やっぱりこの雲の海に橋をかけてくれれば、きっと私は歩くのだろう。

 モフモフの雲海は何とも気持ちよさそうで、ダイブしたい衝動にかられます(^^; 穏やかなこの雲の海の下に日々の暮らしがあるのかと思うと、ちょっぴり溜息、なんだか懐かしい感じがします。

 太陽が雲海を照らす頃、テント場の皆んなも活動開始です。

 今日の青空は最高の青で、素敵な秋の一日のはじまり!誰にお礼を言ったら良いのかわからないけど、やっぱり太陽に、ありがとう!!

 絶景ショーが終わり、美しい青空に覆われた頃には、お腹すいた!なので、朝ごはんは中華がゆにお湯を注いで、ほっこり頂きました。

 そして、お家の回収です。建てるのに苦労した割にはあっという間にお家は小さな袋の中に収納されて、何しろ「どこでも別荘」、また次の山で立派に立てられる日を楽しみに。

 お世話になったご近所さんには何度も何度もお礼をして、お別れのご挨拶はいつもの合言葉、「またどこかの山で会いましょう~」(o^^o)

 駒ケ岳頂上山荘テント場を後にして中岳を超える頃、昨日はガスで見えなかったあの山、御嶽山が姿をみせてくれました。2年前の惨事に想いを馳せると胸がツ~ンと痛くなり・・・合掌。

 中岳頂上からは、富士山3775m、北岳3193m、間ノ岳3190m、、トップスリーがそろい踏みです。

 せっかくなので富士山にズーム!

 とっても快適に、あっという間に千畳敷カールに戻ってまいりましたが、お天気に恵まれた体育の日はとてもたくさんの方が登ってこられていました。

 千畳敷カールは、紅葉こそ終わってしまっていましたが、本当に来てよかった!また夏のお花畑に、はたまた白銀の千畳敷に、いつかぜひ戻って来たいです。

 今回は、初別荘、いやもとい、初テントにてサバイバルな体験をさせて頂き、小さな成長を果たせた気分です。

 そして、“ちょっぴり宇宙に近づいた”そんな実感をシミジミと味わった山業となりました。

 なぜ山に登るの?に、素敵な回答はわかりませんが・・・
 
 私たちの乗る丸い地球の舟は、広い広い宇宙の一部なんだってこと、大きな大きなスケールで思い知らせてくれて、そして小さなことで疲れてしまう頼りない心を癒してくれる、どんなことにも代え難い素敵な体験でした。

 帰りはもちろん日帰り温泉、木曽駒ケ岳下山後は「こまくさの湯」、ここ最高!
 帰りの中央道では大渋滞に泣かされましたが、とっても気分は爽快、素敵なお休みに感謝です。

 さっ、さてさて、次はどこの山で、どんな出会いが待ってるかな、楽しみです(^-^)