あけましておめでとうございます。
年始のお休みを利用して、またまた山と温泉に行ってまいりました!
2017年最初の富士山です!
今回歩きました山は、ヘッポコ店主コンビ、山歩きを始めてかれこれ5年近くとなりますが、始めて以来初!と言えるほど、びっくり楽チン登山となりました(^_^)
南アルプス入笠山(にゅうかさやま)1955mです。
サクっと行けてしまうのに、山頂からは北アルプス・八ヶ岳連峰・富士山・南アルプス・中央アルプス、360度ぐるりと絶景が楽しめるという素晴らしい場所なのです(*^_^*)
ホントは冬季の入笠山はスノーシュー天国の山!のハズなのに・・・まだ雪がない!ということで、軽アイゼンあればOK!との情報を得、気持ちを切り替えて、お散歩気分で参りましょ!
歩いたコースはこちら(^-^)
あまりに短いのでゆっくり行くよ♪ Let’ Go!!
なんたって、まずはゴンドラ!ここは富士見パノラマスキー場でもあり、ゴンドラ乗客の多くはスキーヤーですが、ご一緒に失礼して、標高1780mまでちゃっかり到達です。
ゴンドラ降りるとスキーヤーさんは格好良く下へスイスイですが私たちは上へ!程なくして、入笠山トレッキングの醍醐味でもある「入笠湿原」に差し掛かります。ホントは一面の雪景色のハズでした(ーー;)だからホントはスノーシューやヒップソリで遊びまくるハズでした・・・が、残念ながら木道散歩となりました(´∀`)
湿原を過ぎると、「マナスル山荘」という山小屋があります。「マナスル」?マナスルとはヒマラヤ山脈標高8163mの精霊の山。どうやら日本の登山隊がマナスルに初登頂したのが1955年、入笠山の標高も1955ということで、あやかって名付けられたそうですが・・・実は御飯が美味しい!焼きたてパンとかビーフシチューとかスゴイです。まずは、山の定番カレーライスだけど、お正月食べ過ぎだからご飯少なめお願いします!
なんかお洒落~!
なんと、あと15分で登頂してしまうらしい・・・と。
ゆっくり行こうよ!!
でも、カレーライスを消化する間もなく・・・
登頂ー-ですo(^▽^)o
山頂、雪なし!新年の空は真っ青!
まずは、北アルプスと諏訪湖!
北アルプス、いっぱい行きたい山だらけ(^-^)
右回りで、八ヶ岳連峰!
ここも雪少なめ?
一昨年は北八ヶ岳で雪にまみれたのでした(>_<)
そして、箱根~奥秩父~富士山!
金時山も駒ケ岳も大菩薩嶺も歩いたよね~。
富士山~南アルプス!
富士山に行かないのはうんと若い時にヘッポコそれぞれに登頂体験したからで、以来、富士山は登るよりも見る派になりまして・・、でも、いつか今度は一緒に、行きますかね?
ツンと尖った北岳には夏休みに登頂しましたね(^-^)
雲海~中央アルプス。
木曽駒ケ岳でテント泊したのはついこの間(o^^o)
なんて思い出話をしながら、自撮りに挑戦してみました!ヘッポコ山コンビです(>_<)
360度をグルグルと何周も眺めながらアルプスの絶景と高い高い青空を堪能し、さっ、下山!湿原の雪はうっすらと・・・。
ホントは雪山では、ふかふかの雪布団に寝転んでみるのが恒例なのに今回は、せんべい布団になっちゃいました。痛っ(ーー;)
でも見上げると、お月様・・・ちょっと得した気分。
下山もあっという間でしたが、雪山天国とはまいりませんでしたが、久しぶりの山歩きはお天気に恵まれて、広い広いお空と、冬のひんやりとした美味しい空気をめいっぱい堪能いたしました。
この日は蓼科高原の温泉宿でほっこりとお泊りいたしましたら、翌朝、温泉宿近くにこんな場所が・・・
歩き足りないので歩いてみました。
おっ、なかなかイイ感じ!
そして、こんな格好で行っていいのかどうだか、おそるおそる、諏訪大社も参拝!
あっ、御柱!
おっ、お~っ!!
帰路は、茅野駅からあずさで新宿へ向かいます。しかしその前に、以前に八ヶ岳の帰り道にも気になっていたのですが、茅野駅の駅そば屋さん「白樺」がとても美味しいのだそうです。このあたりの駅そばは、そんじょそこらの駅そばとは違うのだ!そう小耳にはさんでいましたので、どうしても食べたい!ということで、山菜そば立ち食い。うん、なるほど美味いです!リピーターになりそっ(^^;
茅野駅を出発しましたら、ほどなくして雪が降ってまいりました。この日の夜から寒波到来となりまして、雪山シーズンは、いよいよこれからですネ(*^^*)
新年しょっぱなから、またまたの「山レポ」に長々とお付き合いくださり誠にすみません。ありがとうございます。
それにしても、山登りの何が楽しいのですか?
そんなご質問を受けるととっても困るのですが・・・
まずは、まっとにかく行ってみて下さいよ!
行ってみないとわからないから..
とお答えするしかなくて、スミマセン(^^;
どこまでも果てしなく拡がる空の下、季節の草花の香り、鳥や虫の鳴き声に耳を澄まし、時にはツンとする雪の匂いを感じ、ひたすら前へと足を運ぶ、木の葉を揺らす風は優しかったり、風雪はとてつもなく厳しかったり・・・
そんな中に身を置くと、自分が何者かなんてどうでも良いことで、むしろこの全ての、ほんの一瞬の、ほんの一部にさえも過ぎず、この景色は私が居ても居なくても、この先もずっといつも変わることはないのだろう。優しく心地よく感じる時も、厳しくて泣きそうな時も、変わらず山は山。なのに、いつも不思議な充実感で満たしてくれる山。
とりとめもないことを、ヘッポコ相棒と話しながら、ひたすらに歩く、たとえ登頂できない時も、荒天にみまわれる時も、素晴らしい絶景に恵まれる時も、どんな時もそれは、何にも代え難い心地よい体験です。
そんなこんなで今年もまた、山も人生も、のんびりゆっくりと歩いて行けたらな、と思います。
さっ、今度はどこの山、行きましょうか!?
雪山リベンジ!?かな(^^;